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費用・見積もり・助成金

30~35坪の外壁塗装費用はいくら?相場と見積もり内訳を解説

こんにちは。

アップリメイクの齋藤直樹です。

30〜35坪くらいの戸建ては外壁塗装の相談でもよく出てくる規模ですが、「30坪なら○万円」と一つの金額だけで決めるのはおすすめできません。

同じ30坪でも、総2階のシンプルな家と、出隅やバルコニーが多い家では実際に塗る外壁面積が違い、シーリングや付帯部の量まで変わるからです。

ここでは30坪の公開参考料金を入口にしながら、35坪では何を見ればよいのか、見積もりのどこで価格差が生まれるのかを現場目線で解説します。

記事のポイント

  • 30坪の外壁塗装で見る参考料金
  • 35坪を単純比例できない理由
  • 坪数より重要な実塗装面積の考え方
  • 見積もり内訳を比べる確認ポイント

30坪の外壁塗装はいくらか

最初に知っておきたいのは、料金表の「30坪」は予算感をつかむためのモデルであり、あなたの家の確定価格ではないということです。

それでも比較の入口になるため、現在公開している代表的なプランを見てみましょう。

30坪の公開参考料金を見る

アップリメイクの外壁塗装・屋根塗装の料金・費用プランでは、30坪程度の参考料金を塗料プラン別に公開しています。

30坪程度の外壁塗装参考料金
プラン 参考料金 考え方
高耐久シリコン 638,000円~ 価格と性能のバランス
パーフェクトトップSi 693,000円~ 耐候性と価格のバランス
超高耐久フッ素 748,000円~ 長期的な耐候性を重視
超高耐久無機 792,000円~ 高耐候仕様を重視

これらは標準的な住宅を想定した参考料金であり、実際の外壁面積や補修量によって金額は変わります。

「30坪だから638,000円で必ずできる」という読み方ではなく、塗料プランを変えたときの価格帯をつかむために使ってください。

外壁塗装工事を行う前の戸建て住宅の外観

外壁塗装工事を行う前の住宅外観

料金に含まれる範囲を確認する

公開プランでは、足場、高圧洗浄、通常の下地処理、外壁塗装、軒裏天井、破風板、雨樋塗装などを基本工事として案内しています。

一方、シーリングの打ち替え量、大きなひび割れ補修、外壁材の交換、特殊な足場などは建物ごとに条件が違います。

つまり、参考料金を見るときは金額と同時に「どこまで含むか」を読むことが大切です。

30坪の料金表は便利ですが、私は現場で「この家は何㎡塗るのか」を必ず見ます。同じ30坪でも窓の数や凹凸が違えば、材料量も職人の手間も同じにはならないんです。

35坪は30坪の価格を足せばよいか

35坪の外壁塗装費用を知りたいとき、30坪と40坪の中間だから価格も真ん中と考えたくなります。

概算として眺めることはできますが、契約に使う数字を単純比例で出すのは避けましょう。

床面積と外壁面積は比例しない

35坪という数字は延べ床面積の規模を表すもので、外壁そのものの面積ではありません。

総2階なら1階と2階の床が重なるため外周が比較的コンパクトですが、1階が大きく2階が小さい家は同じ延べ床面積でも外壁の周長が長くなることがあります。

吹き抜けやバルコニー、玄関の張り出し、下屋なども外壁の形を変える要素です。

坪数が5坪増えたから、外壁面積も同じ割合で増えるとは限りません。

窓が多いと塗装面積は減る

外壁の寸法が同じでも、大きな掃き出し窓や開口部が多ければ、実際に塗る面積は小さくなります。

ただし、窓が増えると養生する周囲や刷毛で仕上げる端部が増えるため、面積が減った分だけそのまま工事費が下がるとも限りません。

面積だけでなく、細かな作業量も一緒に見る必要があります。

凹凸が多いと手間が増える

建物の角が多い、外壁材の種類が途中で変わる、色分けが複雑といった家では、ローラーで一気に塗れる面が少なくなりがちです。

刷毛で境界を作る作業や養生も増えるため、同じ㎡数でも施工手間に差が出ることがあります。

35坪の費用を知るなら、坪数から逆算するより実際の形を見てもらう方が早いでしょう。

35坪の確定料金は、30坪料金に一定額を足して求めるものではありません。

現地で外壁面積、開口部、シーリング、付帯部、補修箇所を確認して見積もるのが基本です。

実際の塗装面積はどう決まるか

外壁塗装の見積もりで、坪数より重視したい数字が施工面積の㎡数です。

ここを理解しておくと、見積書を受け取ったときに価格の根拠を追いやすくなります。

外周と高さから壁面を確認する

外壁全体の面積を考えるなら、建物の外周、高さ、各面の形状を確認するところから始めましょう。

図面があれば参考にしつつ、増築や現況との違いがないか現地も見ます。

平面図だけでは軒やバルコニー下などの立体的な形を読み切れないことがあるからです。

窓や玄関の開口部を考慮する

窓、玄関ドアなど塗らない部分を考慮し、実際の施工対象を確認します。

会社によって計測方法や端数の扱いが多少異なる場合はありますが、見積書に面積が明記されていれば比較しやすくなります。

複数社で㎡数が大きく違うときは、どの範囲を含めたのか聞いてみてください。

外壁以外は別数量で考える

雨樋は長さ、シーリングは目地の長さ、軒天は面積といったように、工事ごとに数量の考え方が異なります。

すべてを「35坪一式」とまとめてしまうと、それぞれの工事量が見えません。

数量が分かる見積もりほど、あとから変更が生じたときにも差額の理由を追いやすくなります。

見積もりで大切なのは、数字が細かいことそのものではありません。その数字が「どこを測ったものか」を説明できることです。面積の根拠が分かれば、塗料の必要量も考えやすくなります。

30〜35坪で差が出る工事項目

外壁面積が近い家でも、塗装以外の工事項目によって総額は変わります。

特にシーリング、補修、付帯部、足場条件は、坪数だけでは読み取れない部分です。

シーリングの長さと劣化

サイディング外壁では、パネル同士の目地や窓まわりにシーリングが使われています。

パネル寸法や建物形状によって目地の総延長が変わり、打ち替える量が多ければ工事費にも影響する要因です。

既存シーリングのひび割れ、肉やせ、剥離などを確認し、外壁塗装と同じ時期にどこまで直すか判断します。

チョーキングだけか補修があるか

表面の色あせやチョーキングが中心なら、洗浄と適切な下塗りを中心に考えやすい状態といえるでしょう。

反対に、外壁材の欠け、反り、ひび割れなどがあれば、塗装前に補修工程が加わります。

塗装前のサイディング外壁表面に見られた塗膜の劣化

塗装前に確認したサイディング外壁表面の劣化

同じ35坪でも、劣化が軽い家と補修箇所が多い家で金額が違うのはこのためです。

軒天や雨樋などの付帯部

外壁をきれいにすると、古い雨樋や破風の色あせが目立つことがあります。

そのため外壁と同時に付帯部を塗ることが多いのですが、雨戸やシャッターボックス、庇の数は家によって違います。

付帯部の範囲を見積もりで確認し、別料金になる箇所があるか聞いておきましょう。

足場の組みやすさ

隣家との間が狭い、カーポートやテラス屋根がある、道路から資材を運びにくいといった条件では、足場の設置に工夫が必要です。

敷地条件は床面積からは分からないため、30坪でも標準的な足場より費用が変わる場合があります。

特殊な対応が必要なら、見積書で理由を確認してください。

塗料別の価格差をどう見るか

30〜35坪の外壁塗装では、塗料グレードの違いも総額へ反映されます。

ただし、一番高い材料を選ぶことが正解ではなく、住み方や次回工事とのバランスが大切です。

シリコンは標準候補になりやすい

価格と性能のバランスを重視するなら、シリコン系塗料は比較の基準にしやすい選択肢です。

アップリメイクの30坪程度の高耐久シリコンプランは638,000円~を参考料金として公開しています。

ここを基準に、より高耐候な仕様へ上げたときの差額を見ていくと予算を考えやすいでしょう。

フッ素や無機は長期計画で考える

フッ素系や無機系は、長期的な耐候性を重視する方の候補になります。

初期費用は標準的なシリコン系より高くなるので、次回の塗り替えをできるだけ先にしたいのか、今後どのくらい住む予定かを考えて選んでください。

屋根やシーリングのメンテナンス時期が近いなら、外壁だけではなく家全体の周期を合わせる視点も必要です。

塗料名だけで比較しない

同じ「シリコン」「フッ素」と書かれていても、メーカーや商品、下塗り材、施工仕様は同じとは限りません。

比較するときはグレード名だけでなく、具体的な商品名と工程を見てください。

クリヤー塗装は状態を選ぶ

サイディングの模様を残したい場合は透明なクリヤー塗装が候補になります。

一方、チョーキングや色あせ、ひび割れが進んでいると適さない場合があるため、価格より先に施工可能な状態かを確認します。

希望する仕上がりを伝え、下地の状態に合う方法を提案してもらいましょう。

見積もり内訳で見るべき場所

30〜35坪の相場を調べたあと、実際の見積書を受け取ったら数字を横並びにして確認します。

総額が近くても中身が違うことは珍しくありません。

足場と飛散防止シート

足場の面積と単価、メッシュシートが含まれているかを確認します。

外壁面積より足場面積が大きくても直ちにおかしいわけではなく、建物の周囲に作業空間を取るため別の計測になる点を理解しておきましょう。

洗浄と下地処理

高圧洗浄がどの範囲に行われるのか、下地処理に何が含まれるのかを見ます。

サイディング外壁に1回目の下塗り材を塗布している様子

サイディング外壁への1回目の下塗り

見積書に「下地処理一式」とある場合は、ひび割れ補修や外壁材の固定など、具体的な施工内容を質問してください。

下塗りと仕上げ塗料

仕上げ塗料だけではなく、下塗り材が何か、何回塗る予定かを確認します。

外壁材や既存塗膜の状態に合わせて下塗りを選ぶため、商品名が明記されていると仕様を比較しやすいでしょう。

サイディング外壁に中塗り塗料をローラーで塗布している様子

サイディング外壁への中塗り塗装

付帯部とシーリング

雨樋、破風、軒天、水切り、シャッターボックスなど、今回塗る部位を一覧にして比べます。

シーリングは打ち替えか増し打ちか、外壁目地と窓まわりで方法が違うかも確認したいところです。

「30坪でいくら」より「この家のこの範囲でいくら」と読める見積書が理想です。

数量と施工範囲が分かれば、別会社の見積もりとも同じ条件で比較できます。

見積書に分からない項目があるのは普通です。遠慮して読み飛ばす必要はありません。「これはどこの工事ですか」と一つずつ聞くと、会社ごとの説明の丁寧さも見えてきますよ。

費用を抑えるなら工程は削らない

外壁塗装の予算を抑えたいとき、必要な洗浄や下地処理を省いて安くするのは避けたい方法です。

調整するなら、家全体の修繕計画や塗料グレードから考えましょう。

屋根の時期が近ければ同時施工

外壁と屋根のメンテナンス時期が近い場合、同時に工事をすると足場を共用できることがあります。

反対に、屋根の状態が良いなら、足場代だけを理由に工事を前倒しする必要はありません。

屋根も一緒に診断し、今回行う場合と次回に分ける場合の両方を比べると判断しやすいでしょう。

必要な場所に予算を優先する

付帯部や防水など複数の工事が重なる場合は、「今直すべき場所」と「まだ待てる場所」を分けてもらう方法があります。

すべてを一度に最高仕様にするより、劣化の優先順位に沿って配分した方が納得できることもあります。

価格を下げるために重要工程を削るのではなく、不要な工事を外す考え方です。

値引きより元の内訳を見る

大幅値引きが提示されると得に感じますが、値引き前の価格が妥当か分からなければ比較できません。

最終支払額と工事内容を見て、同じ仕様ならどちらが納得できるかを判断してください。

「今だけ」という言葉で急がず、持ち帰って見積もりを読み直す時間を取ることをおすすめします。

予算を抑える相談は遠慮なくしてください。ただし「下塗りを減らして安く」ではなく、塗料グレードや工事時期、優先順位で調整する方が、家を守るという目的を崩さずに済みます。

30〜35坪でも形で費用は変わる

同じ延べ床面積の住宅を二棟並べても、外壁塗装の金額が同じになるとは限りません。

ここでは坪数からは見えない「家の形」が、見積もりへどう影響するのかをもう少し具体的に見ていきます。

総2階は外周が短くなりやすい

1階と2階がほぼ同じ形で重なる総2階の住宅は、延べ床面積に対して建物の外周が比較的コンパクトになりやすい形です。

外周が短ければ外壁面積やシーリング目地も少なくなる傾向がありますが、窓や付帯部の数によっては必ず安くなるとは限りません。

あくまで「坪数のわりに外壁面積が増えにくいことがある」という特徴として考えてください。

下屋が多い家は外壁が増える

1階が広く2階が小さい住宅、玄関や和室が張り出している住宅などは、外周が長くなりやすく、同じ35坪でも塗装面積が増えることがあります。

下屋の上に外壁が立ち上がっていると、屋根との取り合い部分の養生や細かな施工も増えます。

図面の床面積だけでは分からない、立体的な形状の差です。

バルコニーは内側も確認する

バルコニーの外側だけでなく、内壁や手すり壁の内側まで塗る場合は施工面積が増えます。

床の防水状態も一緒に確認し、外壁塗装と同時に防水工事が必要なら、その分は別の工事項目として考える必要があります。

見積もりを比べる際は、バルコニー内側が含まれている会社と含まれていない会社を同じ総額で比べないよう注意してください。

玄関まわりの素材違いも見る

タイル、石、木目調サイディングなど、外壁の一部に塗装しない素材が使われている家もあります。

塗らない面があるから単純に安くなるとは限らず、異素材との境界をきれいに養生する手間が必要になる場合も少なくありません。

塗装対象と対象外を立面ごとに確認しておくと、完成後のイメージと見積もりの両方が分かりやすくなります。

塗料の必要量は面積で決まる

塗料の見積もりでは、商品名だけでなく、施工面積に対して必要量を確保できるかという視点も大切です。

メーカーが想定する塗布量を守るには、正しい面積の把握が欠かせません。

缶数だけでは判断しにくい

塗料は商品によって一缶あたりの容量や標準塗布量が異なるため、「何缶使うから多い」「少ない」と単純には言えません。

外壁の凹凸や吸い込みによっても材料の使い方が変わるので、施工会社には面積と材料の仕様をセットで説明してもらうとよいでしょう。

塗料の名前が有名かどうかより、下地に合う材料を必要量使うことの方が重要です。

凹凸壁は材料を使いやすい

表面が平滑な外壁と、深い凹凸やリシン模様がある外壁では、同じ見付け面積でもローラーが触れる表面の状態が違います。

凹凸へ塗料をしっかり入れるには作業にも材料にも余裕が必要になることがあり、単価差の理由になる場合があります。

見積もりの単価が高いときは、外壁材の種類や表面形状が関係しているか聞いてみてください。

吸い込みが強い下地は下塗りが重要

劣化して塗料を吸い込みやすい下地では、下塗り材の選定や塗布状態が仕上がりに影響します。

下塗りを十分に行わず上塗りだけで色を整えると、見た目は完成しても下地との関係が不十分になる可能性があります。

安い見積もりかどうかより、現状に合う下地づくりが含まれているかを確認しましょう。

追加工事が出やすい箇所を知る

30〜35坪の標準的な参考価格を見たあとで、実際の見積もりが高くなる理由の一つが補修や追加工事です。

追加という言葉だけで不安になる必要はありませんが、契約前に予想できるものは先に説明してもらう方が安心です。

外壁材の浮きや反り

サイディングの浮きが軽度ならビスなどで固定できる場合がありますが、変形や劣化が大きいと部分交換を検討することもあります。

塗料では平らに戻せない傷みなので、塗装費とは別に補修費が必要になる可能性があります。

現地調査で浮きや反りが見つかったら、塗る前にどのように処置するのか確認してください。

シーリングの全面打ち替え

外壁目地が多い住宅では、シーリングの打ち替えがまとまった費用になることがあります。

古い材料を撤去し、プライマーを塗り、新しいシーリング材を充填する、材料と手間のかかる工程です。

目地のメートル数が分かれば、外壁塗装本体と分けて価格を比較しやすくなります。

ベランダや庇の防水補修

外壁を診断するとき、バルコニー床のひび割れやトップコートの劣化、庇まわりの防水状態が見つかることがあります。

外壁塗装と同時に行うか、まだ待てるのかを状態から判断し、必要なら別項目で見積もってもらいましょう。

外壁塗装の参考料金へ防水工事まで含まれていると思い込まないことが大切です。

木部や金属部の交換

破風などの木部が腐食していたり、金属部に穴が開いていたりする場合は、塗装だけで延命するのが難しいことがあります。

交換や板金補修を先に行えば初期費用は増えますが、傷んだ材料の上から塗るより合理的なケースもあります。

補修を含めた総額と、塗装だけの金額を分けて説明してもらうと判断しやすいでしょう。

見積もりが高いと感じたとき

30〜35坪で想定より高い見積もりが出たとしても、すぐに断る前に価格差の理由を分解してください。

必要な補修を多く含む見積もりなら、安い見積もりより工事範囲が広いだけかもしれません。

相場より高い理由を項目で聞く

「どうして高いのですか」と聞くより、「一般的な参考料金に加えて、私の家ではどの項目が増えていますか」と質問すると具体的な回答を得やすくなります。

シーリング、足場、補修、付帯部など、差額の大きい項目を一つずつ説明してもらいましょう。

写真や数量で説明できるなら、金額の根拠を確認できます。

塗料を変えた案も出してもらう

高耐候な塗料が予算に合わない場合、下地処理や必要な補修を残したまま、仕上げ塗料のグレードを変える案を出してもらう方法があります。

工事の土台を削らず、選べる部分で金額を調整する考え方です。

複数プランを比べれば、いくら追加すると何が変わるのかも理解しやすくなります。

今やる工事と次回を分ける

すべての部位が同じように傷んでいるとは限りません。

診断結果から優先順位を付け、今すぐ必要な補修を残しながら、まだ健全な工事を次回へ回せる場合もあります。

ただし足場が再度必要になる工事は将来費用も含めて比べ、目先だけで分けないことがポイントです。

30〜35坪の見積もり比較手順

ここからは、手元に2社以上の見積もりがあるときに、どう比べればよいかを順番に見ていきます。

合計金額をいったん横に置くのがコツです。

塗装面積を比べる

まず外壁塗装の㎡数を見て、会社ごとの差が大きくないか確認します。

違いが大きい場合は、窓など開口部を引いているか、軒天や別部位が混ざっていないかを聞きましょう。

塗料と工程をそろえる

シリコンと無機では価格が違うため、異なる塗料を提案された見積もりをそのまま比較しても結論は出ません。

耐候性や仕上がりの希望をそろえ、同程度の仕様で見比べると価格差の意味が分かります。

補修と付帯部をそろえる

一社にシーリング打ち替えが入り、もう一社には入っていないなら、単純な総額差ではありません。

雨樋や破風なども含む範囲を確認し、抜けている工事がないかチェックします。

最後に総額を見る

施工範囲と仕様がそろったところで総額を見ると、初めて価格比較が意味を持ちます。

差が残る場合は、保証、施工記録、現場管理、説明内容も合わせて考えてください。

アップリメイクの施工品質と工事工程では、塗装だけでなく下地処理や検査まで含めて考え方を公開しています。

30〜35坪で工事前に準備すること

見積もりが決まった後は、工事中の生活へ向けた確認もしておくとスムーズです。

足場が建つ位置や車、洗濯、窓の開閉など、生活に直結する項目を事前に聞いておきましょう。

車と荷物の移動を確認する

外壁の近くに物置、植木鉢、自転車などがある場合は、足場や塗装作業のために移動が必要になることがあります。

駐車場が近い家では、特定の日だけ車を移動するケースもあるため、工程表と一緒に確認してください。

窓や洗濯の制限を聞く

養生中は窓を開けにくい時間があり、高圧洗浄や塗装の日は外干しを控えることがあります。

在宅勤務や小さなお子さんがいる場合は、施工する面の順番を相談できるか聞いておくと安心です。

完成後の色をイメージする

塗装前にカラーシミュレーションや色見本を使い、屋根、サッシ、玄関との組み合わせを確認します。

小さな見本と大きな外壁では色の印象が変わることがあるので、屋外で大きめの見本を見るのがおすすめです。

外壁塗装工事が完了して美しく仕上がった戸建て住宅

外壁塗装工事が完了した住宅外観

費用だけでなく、完成後に毎日見る外観まで納得して決めることが、満足度につながります。

工事前に外壁の現状写真を残しておくと、完成後にどこが直ったのかも確認しやすくなります。

色だけでなく、シーリングやひび割れ、付帯部など、見積もりに入っていた工事がどう仕上がったか家族で見比べてみてください。

金額の納得感は、契約時だけでなく、完成したときに「この工事へ費用をかけてよかった」と思えるかどうかにも表れます。

見るべきなのは、坪数だけでなく実測面積と工事範囲。

30坪と35坪では床面積に差がありますが、外壁の凹凸や窓の数、建物の高さが違えば、塗装する面積の差は単純な5坪分にはなりません。

総2階の四角い住宅と、下屋やバルコニーが多い住宅を同じ坪数だけで比較すると、見積もりの理由を読み違えることがあります。

30坪の参考料金が見つかったとしても、35坪へ機械的に倍率を掛けるより、実測した外壁面積と付帯部の数量を見た方が確実です。

シーリングが多いサイディング住宅では、塗装面積だけでなく目地の長さも費用に関わるため、見積書の単位が㎡だけになっていないかも見ておきましょう。

30〜35坪で価格差が出る代表的な要素は、建物形状、劣化程度、補修量、塗料、足場条件、そして施工範囲。

これらを一つずつ確認すれば、平均相場から少し外れた見積もりでも、高い理由や安い理由を具体的に判断しやすくなります。

35坪に近い住宅ほど価格が必ず上限側になるわけではなく、形状が素直で補修が少なければ条件は大きく変わります。

30〜35坪の外壁塗装FAQ

30〜35坪の戸建てでよく聞かれる費用の疑問を見ていきましょう。

Q1. 30坪なら638,000円からですか?

A. 必ず同じ金額になるわけではありません。

638,000円~は高耐久シリコンの公開参考料金で、実際は外壁面積、補修、シーリング、付帯部、足場条件を確認して算出します。

Q2. 35坪は30坪より必ず高くなりますか?

A. 床面積が大きい分だけ必ず一定割合で高くなるとは限りません。

外壁面積や開口部、建物形状、補修量が違うため、実測した施工数量で確認してください。

Q3. 30坪と35坪の差額を計算できますか?

A. 料金表だけから確定差額を出すことはできません。

概算を考えることはできますが、契約前は現地調査で外壁面積と工事範囲を確定させる必要があります。

Q4. 塗料を安くすれば総額も下がりますか?

A. 材料グレードを変えれば価格が下がる場合はありますが、足場や洗浄、必要な補修までなくなるわけではありません。

耐候性とのバランスを見ながら、目的に合う塗料を選びましょう。

Q5. まず費用だけ聞いても大丈夫ですか?

A. もちろん大丈夫です。

予算感を確認したうえで、必要なら現地診断を行い、自宅の正確な施工面積と補修内容に基づく見積もりへ進めます。

30〜35坪は実測見積もりで決める

30〜35坪の外壁塗装では、公開料金からおおまかな予算をつかむことができます。

ただし、床面積と外壁塗装面積は一致せず、35坪だから30坪より何%高いという単純な計算はできません。

建物形状、窓、シーリング、付帯部、劣化状態、足場条件まで確認し、実際の施工数量が分かる見積もりを取ることが大切です。

塗料の価格差だけに目を向けず、下地処理や補修が自宅の状態に合っているかまで見れば、見積もりの納得感はかなり変わります。

見積もりを受け取ったら、家族にも「なぜこの金額なのか」を説明できるか試してみてください。

説明できない項目が残っているなら、契約前に施工会社へ聞き直す余地があります。

小さな疑問を丁寧に一つずつ解消しておくことが、工事が始まってからの安心にもつながります。

アップリメイクでは、工事を決める前の無料診断と見積もりにも対応可能です。

30坪でも35坪でも、坪数だけで決めず、実際の外壁面積と必要な施工範囲を確認して金額をご案内します。

外壁・屋根の無料診断を申し込む

30〜35坪という数字はスタート地点です。最後に見るべきなのは、あなたの家で何㎡塗り、どこを補修し、何を使うのか。その中身が分かれば、相場に振り回されずに決められますよ。
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株式会社アップリメイクの代表取締役社長の斎藤直樹

斎藤直樹

株式会社アップリメイク代表取締役の斎藤直樹です。元塗装職人として培った現場経験と、1級塗装技能士(建築塗装作業)などの専門知識を生かし、建物の状態やご予算に合った、分かりやすく誠実なご提案を大切にしています。 塗装の仕事が大好きで、地元・静岡のお客様に「アップリメイクに頼んでよかった」と笑顔になっていただくことが何よりの喜びです。外壁塗装・屋根工事の施工事例や、住まいを長持ちさせるための情報を発信しています。 主な保有資格:1級塗装技能士(建築塗装作業)・2級建築施工管理技士・有機溶剤作業主任者技能講習修了・危険物取扱者 乙種第4類 ほか

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